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ルンパロ:「はい、そうしましたら、次の方で。大沢駿さんですが、まず作品を見て頂きます。「無人間」です。」

※ 作品上映

ルンパロ:「なんか、ミュージックビデオっぽいような。」

大沢:「そうですねえ。もう一切コンテ切らずに、音楽を1本のタイムラインに並べて、作りたい映像をざーっと作って、音楽にあわせてはめていったっていう感じなんで、あんまり内容がなくて、申し訳ないのですが。」

ルンパロ:「作り方というのは、いつもと違ったりするんですか?」

大沢:「とりあえず、今はFlashの技術的なところで、いきたい到達点を目指しています。「THE LITTLE NINJA」っていう、韓国系のアメリカ人の方の作られているアニメ作品、ネットで見られると思うんですけれども、その最終話ぐらいの作品ってのは、相当すごいんですよ。Flashで作られてるんですが…。とりあえず、そこまでまず行きたいなあと、その欲求で、今はやっています。」

西村:「具体的には、修行というのか、どんな感じでされているのか、気になるんですけれども。」

大沢:「要するに、JAWACONから今までに追加したのは、背景をどうしようかと悩んでいて、小回りのアニメーションも入れたいんです。
けれども、やっぱり時間がかかるので、その時間をどうやって短縮するのかっていう、短縮しつつクオリティを上げていく、どうやっていくかという、そこに今、命かけてます。」

西村:「あー。ありがとうございます。」

ルンパロ:「そうしましたら、次、トントントーンと。512kbさんなんですけども、とりあえず、作品の方を見て頂きたいと思います。512kbさんのかわいい作品なんですけども、「バブルス」という作品です。」

※ 作品上映

512kb:「自分結構かわいいキャラクターが好きなんですけども。それで、サルカニ合戦をベースにちょっと短編を作ってみました。

で、3Dを使ってるんですけども、動きとかを結構細かく作れて、楽をできるかと思ったんですけども、Flashで使うために3D始めたので、結構大変で、なかなか難産で、前回のJAWACONまでギリギリ作ってた作品です。
自分としては、まだ表現を模索している途中で、3Dを使っていたりするのも、その一環なんですけど、そういった作品の表現のひとつの作品です。」

ルンパロ:「そうしましたら、次は蛙男商会さんです。とりあえず、作品の方を見て頂きたいと思います。」

※ 作品上映

ルンパロ:「あそこで話を終えるって、思いっきり荒技ですよね。(笑)」

蛙男商会:「はじめまして、蛙男商会です。ほんと初めましてですね。あんまり東京こないですからねー。」

ルンパロ:「島根県にいるから、ああいう作品ってできるんですか?」

蛙男商会:「そうですねー(笑)。島根県に多いですからね、こんな感じの人。そういうことなんだと思いますけども…。
僕はずっと映画とドラマの仕事を十数年間やってきまして、アニメーションというのは、ほとんど宮崎駿さんもほとんど見た事がないという、ほんとにもう、申し訳ないんですけども、で、こんな場に立たせて頂くのも恐縮なんですが。」

ルンパロ:「いやいや、会話でここまでやってしまって良いんだって言う、新しい、あ!そうなのね、こういうやり方ありなのね!って言うのを、最初に持ち込まれた方だと思うのですが。」

蛙男商会:「はなからアニメーション、先のお3方のようなものは作れないと、わかりきっていたんですけども、ただ、島根県で映像で勝負しようと思った時に、なんかやらないといけないと、で実写で映画作るとしてもスタッフがいない、キャストがいない…。」

ルンパロ:「そこがすごいですよね。まず、島根県で映像で勝負っていう。」

蛙男商会:「野望だったんですよね。」

ルンパロ:「竹熊さん、その辺どうですか?」

竹熊:「いや、エライです。でも、インターネットの時代だからこそですよね。」

ルンパロ:「そうですよ。」

竹熊:「これから、こういう人が、地方からもどんどん出てくるんじゃないですかね。」

蛙男商会:「そうですね。それも実は意図としてありまして、別に東京じゃなくても映像でメシを食っていくという方法があるんだぞ、というところを見せてやりたかったんですけど、なかなか食えなくてですね。で、まあアニメーションやりはじめてアニメーションやるんだったら、脚本は書く自信というか、書かざるを得なかったんで、書いて、うちの親のお陰ですが、こういうちょっと良い声を頂きましたので、自分で声あててやっちゃえみたいな、全部やっちゃったんですけどもね。」

竹熊:「ちなみに、1作どれくらいで作られます?」

蛙男商会:「こないだ、ためしに1作どれぐらいかなと思って、1分ちょいのムービーを4時間で作りましたね。」

竹熊:「あー。それは素晴らしいですね。」

蛙男商会:「まあ、全然動かないんですけど…。いつも、こういう「味よし」とか、5分ぐらいのショートコンテンツとかだと、やっぱり1本3日とか、4日くらいペースにできればなあと、脚本から完パケ納品までのスパンで。」

竹熊:「アニメを個人で作られる方ってのは、やっぱり、動かしたいとか、動きを追求するということをすると思うんですけど、蛙男さんは、ある意味、それのアンチというか、反対をやってるんだけど、でも逆の意味で、動きを追求していますよね。意図的に動かさない、ということで。」

蛙男商会:「僕はFlashやるのは、まあ作りたいからというよりは、もう女房子供食わせるためというのが、まず前提というのがありますので。そうなると、1つの作品を作るのを、5分もののショートコンテンツを、例えば1カ月かかった、2カ月かかったじゃ、とても食べていけないので。1本じゃ5万で売れたとして、月何本作ればいいのかということで、3日か4日で1本という考え方でしたね。」

竹熊:「それはもう完全にプロの考え方、発想ですね。」

蛙男商会:「ええ、うーん。そうなんですかね。」

ルンパロ:「ここのところ、なんで他ソフト制作じゃなくてFlash制作を選んだの? っていう話をいろんなとこで聞かれるんですよ。その辺というのは、実際ポエ山さんはどうだったですか?」

ポエ山:「そうですね。最初に、5〜6年くらい前だと思いますけど、WEBサイトを見てて、そのブラウザで見ている画面全体が動くということに、すごい衝撃を受けまして。こりゃ、やってみたいと、即体験版を、という感じだったです。」

ルンパロ:「その辺、大沢さんはどうだったんですか? 何でFlashだったのかというのは、ただ単に目の前にあった?」

大沢:「いや、一番簡単に絵が動くという、もともとGIFアニメというのを、のすふぇらとぅさん、コザキユースケさんなんかがやってたんで、見てはいたんですけど。やっぱり、かなりガチンコで描かないといけないじゃないですか? Flashはそういうこともなく簡単に動かせるので、しかもカラーだし、もうそこに食いつきました。」

ルンパロ:「512 kbさんはどうだったんですか?」

512 kb:「そうですね。やっぱりネットで、面白いFlash作品を結構見てて、もともと興味があったんですけど、FlashのイベントのFLASH★BOMBというイベントを運営されたりしているおささんという方の作品を見て、触発されたのが一番大きいですね。」

ルンパロ:「蛙男商会さんは?」

蛙男商会:「そうですね。直接的にFlashを知ったのは、ポエ山さんの「quino」と青池さんの「CATMAN」を見てですね。こりゃなんとかなりそうだと。出来上がったのは、こんなんですけど。」

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